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祝・国土交通省「優良技術者表彰」受賞!地理学科卒業生が最前線の空間情報分野で活躍しています

立正大学地理学科の卒業生で、現在、空間情報コンサルタント大手の株式会社パスコに勤務されている折原 雄也さん(12年度卒要確認)が、このたび国土交通省関東地方整備局より「優良業務表彰」および「優良技術者表彰」を受賞されました。最新技術を駆使して社会インフラを支える取り組みや、在学生に向けた熱いメッセージを伺いました!

まずは、国土交通省の『優良業務表彰』および『優良技術者表彰』の受賞、誠におめでとうございます。さっそくですが、今回表彰の対象となった業務の概要と、どのような取り組みが評価されて受賞に至ったのか、その経緯をお聞かせいただけますか?

このたび私が受賞したのは、国土交通省が発注した工事や調査・設計業務の中から、特に優れた成果を挙げた業務および技術者を表彰する「優良業務表彰」「優良技術者表彰」です。

対象となったのは、ダム管理のための地形測量業務です。本業務では、基準点測量に加え、最新の高性能センサを搭載したUAV(ドローン)による測量を実施し、その成果をもとに高精度・高精細な地形図を作成しました。

工期が約4か月間と短い中で、高い品質が求められていました。そのため、工程管理と測量精度を確保するための品質管理を徹底して遂行しました。単に測るだけではなく、精度・品質の向上や成果の二次利用を見据えた取り組みを行うことで、発注者の期待を上回る品質を実現しました。こうした管理面・技術面での取り組みが評価され、今回の受賞につながったものと考えています。

デジタルステレオ図化機で作業する同氏

受賞の率直なご感想をお聞かせください。また、今回の業務を通じて改めて感じた会社の強みや、今後の目標についてはいかがですか?

私はパスコに入社して約10年になりますが、このような賞を受賞したのは今回が初めてであり、大変光栄に思います。今回の受賞は決して私一人の力によるものではなく、多くの技術者の協力によって実現した成果です。業務では、現地測量や図面作成、データ解析など、それぞれの分野の技術者が専門性を発揮しながら連携し、限られた工期の中で高品質な成果を目指しました。課題に直面した際には、経験豊富なベテラン技術者から的確な助言を受けることができ、組織全体で問題解決に取り組めたことが非常に心強かったです。

また、今回の業務を通じて、パスコには多様な専門技術を持つ人材が揃っていることを改めて実感しました。航空撮影(遠隔の視点)、ドローンや現地測量による詳細な測量(近接の視点)、そしてGISや各種解析によって価値ある情報へと変換する(分析・解析技術)。これらの強みを一社で保有し、部署や分野の垣根を越えて活用できることが、パスコの大きな特徴であり強みです。今回の受賞を励みに、今後も技術力の向上に努め、社会に貢献できる技術者を目指していきたいと思います。

大学での学びや経験は、現在のキャリアにどのように活きていますか? 最後に、地理学科で学ぶ在学生に向けたメッセージをお願いします。

大学で学んだことが最も活きていると感じるのは、卒業研究を通じて経験した一連のプロセスです。研究では、テーマ設定から計画立案、現地調査、データの分析・解析、報告書作成、発表までを一貫して行いました。

当時は卒業研究として取り組んでいましたが、今振り返ると、この流れは現在の業務そのものです。実際の仕事でも、計画立案、測量・データ収集、解析を行い、その成果を取りまとめ、お客様へ説明するという業務プロセスです。卒業研究を通じて培った「調べる力」「考える力」「伝える力」は、私の大きな財産となっています。

また、立正大学地理学科は、長い歴史と伝統を有し、地図づくりの基礎やその発展の過程を学ぶことができる点も大きな魅力だと思います。現在はGISやリモートセンシング、AIなどの技術が急速に発展していますが、そのような時代だからこそ、地図づくりの基礎や空間情報の考え方をしっかり学ぶことが重要だと感じています。

また、充実したFW(フィールドワーク)も大きな特徴です。現地を見て考え、データを収集・分析する経験は、社会に出てから必ず役立ちます。ぜひ、大学時代だからこそできる研究やFWを通じて、自分ならではの専門性を磨いてください。



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