7/13 元気象庁長官の二宮先生をお招きします!
元気象庁長官で多数の気象学に関する書籍を執筆されている二宮先生をお招きした講演会を開催します。ご講演では、自然災害に関わる幅広い内容をお話しされる予定です。木曜3限の時間帯ですが、授業のない人は是非!参加をお待ちしています。
日時:2017年7月13日(木)13:00 – 14:10
会場:アカデミックキューブ204室
講演者:二宮洸三氏(元気象庁長官)
講演タイトル:自然災害情報と社会:その問題点
主催:立正大学環境科学研究所(2017年度第1回環境科学研究所講演会)
共催:環境気象学分野(第26回環境気象学コロキウム)
7/11 「第25回環境気象学コロキウム」開催のお知らせ
「第25回環境気象学コロキウム」を開催します。皆さんの参加をお待ちしています!
講演者:上野健一氏(筑波大学生命環境系准教授)
日時:2017年7月11日(火)16:10 ~ 17:30
会場:AC414室
演題:山岳域区域での大気と陸面の運動を探る
要旨:
世界の山岳域では進行する温暖化に伴う雪氷圏・生態系の変化および社会活動への影響が危惧されています。しかし、山岳域の天候変動は大気運動と陸面過程が密接に連動した結果生じている場合が多く、相互作用の仕組みを観測とシミュレーションの両面から正しく理解することが、これからの予測や対策に重要だと考えます。今回の話題提供では、国際プロジェクトにより明らかにされたチベット高原周辺での広域陸面の影響を強く受けた降水過程と、JALPS事業による中部山岳域での森林気象観測の結果を解説します。さらに、今年から始動した大学連携・山岳科学学位プログラムも紹介いたします。
第1回環境科学研究所講演会のお知らせ
第1回環境科学研究所講演会(共催:第26回環境気象学コロキウム)を下記の通り開催いたします。
講師:二宮洸三 博士(現在日本気象学会名誉会員 元気象庁長官)
題目:自然災害情報と社会:その問題点
日時:2017年7月13日(木)13:00〜14:10 場所:アカデミックキューブA204教室
要旨:自然災害への社会的対応策は大別して、「防災対応」と「減災対応」に分けられますが、このことが十分に理解されていません。自然災害の対応に必要な情報についても、2種類の情報があるはずですが、これも十分に理解されていません。情報の確度(精度)についても誤解があるようです。「減災対応」における情報の科学的意義についても、その社会的役割についても、もっと正確な理解がのぞまれます。また、臨機応変の対応を重視するべきか、マニュアルに従った対応を重視すべきかなど、などの問題も掘り下げたいと思います。


