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【卒業生の活躍】2022年度卒業生が会社員とプロ総合格闘家の二つの道で活躍しています

地理学科では、卒業生が大学での学びを社会のさまざまな場面で生かしながら活躍しています。今回は、2023年3月に本学科を卒業した牧野豪瑠さんの近況を紹介します。

牧野さんは、現在、会社員として勤務しながら、プロ総合格闘家「豪瑠」選手としても活動しています。在学中から授業や卒業研究に取り組む一方で格闘技にも打ち込み、在学中に格闘家としてデビューしました。卒業後も、仕事と競技生活を両立しながら活動を続けています。

現在は、製鉄業界の企業で、自社製品や製造段階の工程品の検査・分析、品質保証に関わる仕事を担当しています。その一方で、プロ総合格闘家としてEvermoveに所属し、FightingNEXUSなどを主戦場に試合を重ねています。2025年4月27日にはWARDOG CAGE FIGHTに参戦し、第3代WARDOGストロー級王者となりました。また、今年度5月にはベルトの防衛にも成功しました。

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牧野さんの近況は、指導教員にも届けられています。本人は、卒業後まもないころから「いつか母校に呼んでもらえるように頑張る」と話しており、仕事と競技の両面で努力を重ねてきました。出身地である高岡市では市長を表敬訪問し、その様子が新聞にも掲載されたとのことです。

会社員とプロ格闘家という異なる二つの活動を続けるうえで、牧野さんは、地理学科での学びが役立っていると話しています。複数の課題に向き合う際の意識の切り替え、限られた時間の中で集中力を維持する力、物事を計画的に進める姿勢などは、大学時代の学修や卒業研究を通じて培われたものです。

牧野さんの卒業研究のテーマは、砺波平野における屋敷林維持に関するものでした。研究では、現地でのフィールドワークや聞き取り調査に取り組み、地域の方々と対話しながら情報を集め、整理し、考察する経験を重ねました。調査期間中は、日中に現地で活動し、夜のミーティング後には別の授業の課題にも取り組むなど、限られた時間を活用しながら研究を進めていたそうです。

また、聞き取り調査を通じて、相手の話を丁寧に聞き、必要な情報を引き出し、調査内容をまとめる経験を積んだことは、コミュニケーション能力の向上にもつながりました。こうした経験は、現在の仕事や競技生活にも生かされています。職場や競技の場では、チームとして目標達成に向けて話し合うこと、それぞれの強みを生かしながら、足りない部分を互いに補い合うことが重要です。牧野さんは、地理学科での学びや卒業研究での経験が、そうしたチームワークの形成にも役立っていると語っています。

現在の牧野さんは、平日はフルタイム勤務を終えた後にボクシングジムへ移動して打撃練習を行い、その後、所属ジムで寝技やMMAの本格的な練習、補強トレーニングに取り組んでいます。土曜日にもランニングトレーニングや練習を行うほか、他の選手のサポートのために大阪、東京、名古屋などへ移動することもあるそうです。厳しいスケジュールの中でも、仕事と競技の両立を続けています。

牧野さんは、社会人と格闘家という二つのキャリアを形成していくうえで大切なこととして、「環境のせいにせず、環境を作り出して、やり抜く力」を挙げています。そして、行動と継続を重ねることの大切さを実感しているそうです。大学生に向けても、部活動やサークルに限らず、自分が打ち込めることを見つけ、全力で取り組むことの大切さを伝えています。

地理学科での学びは、地図や地域を扱う知識だけにとどまりません。現地に出て人と関わる力、情報を整理して考える力、複数の課題に向き合い続ける力は、卒業後の多様な進路の中で生かされています。牧野さんの活躍は、大学での学びが社会の中でどのように広がっていくのかを示す一例です。

地理学科では、今後も卒業生のさまざまな活躍を紹介していきます。



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