環境科学研究所2021年度第1回特別講演会(オンライン講演会)_終了しました
講演会は大盛況のなかで終了しました。
ご参加くださいました皆様には御礼申し上げます。
環境科学研究所2021年度第1回特別講演会(オンライン)を以下のとおり開催します。
奮ってご参加くださいますようお願いいたします。
保護中: 昆虫DNA研究会第17回研究集会【オンライン開催】のおしらせ
立正大学学園新聞に後藤研究室が紹介されました
立正大学学園新聞令和3年4月発刊号の「みんなのゼミ自慢」に環境管理情報学ゼミ(後藤研)が紹介されました。
大学周辺の比企丘陵はため池が300以上あり、大学近くのため池直下の谷津田で、天水だけを使った稲作を農福連携と協働で行い、土壌の化学成分・ドローンで監視した稲の成長量・収量・土壌微生物多様性指標等との関係を調べ、肥料や農薬を使わすに稲がどうして生長するのかを調査しています。できたお米(谷津田米)は熊谷の造り酒屋「権田酒造」にて日本酒「谷津の祈り」となり、出来た酒粕は発酵パンやベーグルに入れて熊谷の「ウスキンベーグル」にて販売されてます。以上の活動は、比企丘陵の日本・世界農業遺産登録申請事業(https://econavi.eic.or.jp/ecorepo/eat/592)の一環で行われています。
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環境情報分野に横山和成教授が着任されました。土壌微生物多様性を環境情報を用いて解析されます。
土壌微生物多様性活性値の計測は、土壌微生物の知見と環境情報処理の知見が必要です。令和3年4月に長年、土壌微生物多様性の研究をされている横山和成教授が環境情報学分野に着任されました。
埼玉県小川町は世界のオーガニックタウンとか有機農業の発祥の地と称されています。小川町の野菜のブランド化を支える技術の中に微⽣物多様性活性値の測定が挙げられます。微⽣物多様性活性値の測定は、⼟壌の健康診断と⾔えます。 健康な⼟壌には沢⼭の微⽣物が存在しており、この測定をすることで、 実施している⼟づくりへの取り組み結果が、微⽣物の量として現れます。
比企丘陵の日本・世界農業遺産登録申請中のため池やため池直下の圃場も土壌微生物多様性活性値を計測して土壌微生物多様性活性値の高さに驚愕し、環境保全型農業でお米が栽培できる理由を説明し、圃場毎に地力を計測して必要以上に肥料を入れない農業の指針を作るための研究も可能になりました。
土壌微生物多様性活性値をGISで面的に整理すれば、農林水産省が2050年までに農地の25%を有機農地にするという政策を支える技術にもなり、今後の展開が期待されます。
関連資料
土の中の銀河” 微生物多様性が支える地球生命圏|横山和成(前職の所属名称になっております)
小川町農業応援計画(P13 3.おがわ野菜のブランド化 (13)BIO 微⽣物多様性活性値の有効活⽤について にて土壌微生物多様性活性値の説明が記載されてます。)


